カーボンナノバイオシンポジウムで院生Yちゃん発表するの巻
こんにちは,平田です.
京都大学で開催された,フラーレンナノチューブグラフェン総合シンポジウムのサテライトシンポジウムである「カーボンナノバイオシンポジウム」で院生Yちゃんが発表しました~!
てことで,メンター平田も京都へゴー!
前日は川床へレッツラゴー!
あいにくの天気で,始めは川床に出ることができなかったけど,なんとか味わうことに成功!
初めての口頭発表とは思えないこの余裕の笑顔….ま,誘ったのはわたしだけども.
そして翌日…
関西地方は大雨に見舞われ,私たちが利用したJR奈良線も遅延となるほど.
そんな雨の中…
ジャケットで走る院生Yちゃんと新院生K君 発見!
「いやあ,雨やむかなって思って,あと,黄檗駅(会場である京都大学宇治キャンパスの駅)で買おうかと思ってたんすよね~」(→黄檗駅,売店なかった)
と述べる二人.大物感が漂います….
しつこいようですが,初めての口頭発表の会場にずぶぬれスーツで到着する院生Yちゃん…
会場でも余裕の笑顔!笑
そして発表はというと…
すっかりこなれた様子で,座長の京都大学の先生に受け答えするYちゃん
を,撮影する私.
いやあ,質問タイムで答えに困ったら,お助けメンターしようと思ってたんですが.
一切必要なかったですわ…私.
今回発表した,「カーボンナノバイオシンポジウム」はフラーレンナノチューブグラフェン総合シンポジウムのサテライトシンポジウム.
フラーレン,カーボンナノチューブ,グラフェンなどのナノ炭素材料に関する学会の,バイオ応用を目指した研究会なのです.
参加者は物理学者,化学者が多いですね.
そして,参加者のなかで歯科医師は私たちだけ!
「なんで?」って思われることが多いです.
逆に,歯科の学会で,ナノカーボンを使って発表してると
「何?」って思われることも多いです.
そこが良い!!!!!!
歯科の学会だけでなく,ナノカーボン材料の学会だけでなく,両方参加することで,自分たちのやっていることが見えてくるんです.
って,ずっと前から教授がおっしゃっていて,とても感銘を受けたんです,私.
教授が,15年程前にナノカーボン材料を扱った研究を発表したとき,補綴学会(私たちが参加するメインの歯科関連学会)でも,フラーレンナノチューブ学会でもほとんど注目されなかったと.でも,今では,少しずつ,わたしたちの研究に関心をもってもらえてきています.学内外の研究者の皆様と共同研究できるようにもなりました.
それは,こうして,いろんな角度から研究をみてきたからなのですね.
てことで,懇親会で研究者の皆様と親睦を深めたよ!
そして,懇親会の2次会が終わる頃には,すっかり雨もあがり…
「われわれの勝ちだあ!」
と,傘を最後まで買わなかった院生達は,はしゃいでいたのでした.
いや,勝ってないと思うよ….
次回予告
インプラント学会で院生SちゃんYちゃん発表するの巻
【おまけ】
今回さりげなく登場してるK君は,新人大学院生.今回なぜか(!?)一緒に参加.
そんなK君によるリポートはこちら
「学会で京都」とか大学院生っぽい! その2 | 俺はタクランケ!(歯学院生の日常)