歯科医の論文奮闘記③ 論文作成スケジュール
こんにちは!平田です.
突然ですが,こちら,うちの研修医Y君K君です!(ブログに載せると言って撮影)
卒後研修医として昨年4月から北大にやってきたお二人.いまやすっかりなじんでおり…
12月の医局旅行で大学院入学宣言するY君…(※すっぴんメガネ)
「100%大学院に行きます!!!!」
100%大学院生宣言するY君.
すでに大学院試験に合格していた右端K君…笑(※動画からなのでぶれぶれです)
喜!!!!
そしてK君につづきY君も,先日行われた大学院試験にめでたく合格し…
4月からいっそう愉快な大学院生たちが集う当教室でございます~.
相変らず前置きが長くなりましたが.そんな彼らも購読してくれているというので今日もはりきって論文奮闘記.
まず,論文を作成するまでの過程について.こんな感じになっております.
- 論文のアウトライン作成
- 論文をひたすら書き上げる
- 共著者にみてもらう(共著者と相談)
- ボスのチェック
- 論文投稿!!
- 査読内容からの修正(※5,,6を繰り返したり,不採択になるも場合あり)
- 採択!!!!
「ん?査読ってなんです?」って思ったアナタ!
そう,これなんですよ.これが論文というものの一番の特徴でございますよ.
歯科診療に基づく研究・英語論文執筆ガイド世界へ向けてエビデンスを発信
- 作者: 角舘直樹
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私の最近の論文の例では,4月4日にやっとこさ投稿して,採択されたの翌年6月27日….2ヶ月間.査読は2周ありました.
※論文のこの部分をみると,Received:投稿,Accepted:掲載受理の日付が記載されてますよん.
これ,私がこれまで経験した中でもかなり早いほう!!!!
この論文を作成しはじめたの(1. アウトライン作成)は前年の11月くらいから…というわけでだいたい半年なのです!まあ,3月に結婚式してたり,論文プレッシャーで体調を崩しまくっていたりしたので,結構かかってしまったのかもしれません(←言い訳).
……きこえますか… きこえますか…大学院生… 今… あなたの…心に…直接… 呼びかけています…
昨年の学位申請締め切りは12月9日でした…
トレーレジンを上手く捏ねることができても…
即重でTec(※仮歯)が超絶上手くできても…
学位はとれないのです…
学位論文を書くのです…
その日までにAcceptをゲットするのです…
次回はいよいよ実践編ですよん.