旧姓併記パスポートを手に入れる
結婚しました。結婚とかについてはおいおい書くとして、、ブログを始めたら是非書きたかったことがこの、旧姓併記パスポートの事です。
旧姓併記パスポートとは
外務省HPより こんな時、パスポートQ&A | 外務省
Q16 結婚して姓が変わりました。旧姓をパスポートに記載することは可能ですか?
A できません。ただし、例外的に併記することが可能な場合があります。パスポートの氏名は戸籍に記載されている氏名でなければいけませんので、結婚や養子縁組により姓が変わった場合は、改姓後の氏名でパスポートを作成する必要があります。ただし、外国で旧姓での活動実績があり、旧姓表記でないと支障が生じる場合など、渡航にあたり旧姓などの別名も併記する必要がある場合は、その必要性が確認できる書類等を提出していただき、審査の結果、これが認められる場合には、別名併記が可能です(この場合は姓の後に括弧書きで表記されます。なお、この場合、別名併記はあくまでも例外的かつ便宜的な措置であるため、ICチップには記録されません。)。詳しくは、各都道府県の申請窓口又は在外公館へご確認ください。
と、このように、お仕事など何らかの事情があれば、結婚しても、パスポートに旧姓を併記できるんですよ〜!
なんて朗報!!!!
結婚したら公的書類が全部新しい名字に変わって、なんだか新鮮!でもいままで一緒に仕事もしてきた相棒的な旧姓と完全にお別れするのは寂しい。。。というか、仕事は旧姓でやってます私。論文も学会発表も旧姓。
ということで、早速、旧姓併記パスポートを手に入れるのだ〜〜!!
必要な書類
札幌市のパスポートセンターで必要だったのは以下の通りです。実は各市町村ごとに必要な物が微妙に異なったりします。しかも、、
電話しても教えてくれない!!!!泣
というか電話で聞いた通りに持っていたのに足りないといわれた!!!泣
ので要注意です。
- パスポート申請に必要な書類
- 旧姓併記が必要である理由書(書式自由)
- 旧姓を使用していた&今後も使用する事を証明する書類
- 旧姓使用証明書(書式は所属機関により自由)
とくに赤字で書いたところ、ここは事前ネット情報でも、電話問い合わせでも得られなかった事項!!!気をつけて下さい!!
それでは各項目について少し詳しく、1.はいいとして、
2. 旧姓併記が必要である理由書(書式自由)
これは、A4一枚に以下のことを記載しました。
- 今後2件の国際学会(タイ、ウィーン)での発表を予定している事。
- フランスに以前留学しており、共同研究が続行中である事。
- 国際誌に論文投稿中である事。
3. 旧姓を使用していた&今後も使用する事を証明する書類
旧姓を使用していた事を証明する書類
- これまでにpublishされた国際誌での論文
- フランスの研究者VISA(旧パスポート)
今後も旧姓を使用する事を証明する書類
- 現在投稿中の論文の投稿完了書類
- フランスの共同研究者とのやりとりのメール(なるべく新しいもの)
- 発表予定の国際学会のAbstractとその国際学会の開催場所と日時などが示されたHPをプリントアウトしたもの。
4. 旧姓使用証明書
大学の事務にお願いして、旧姓使用証明書を発行してもらいます。
じつは、これが最大のトラップ!
タイの国際学会に行く1ヶ月前くらいに申請したのですが、この「旧姓証明書」が必要です、と言われて出直し。これが、所属機関の長の承認が必要だったので、出発2週間前に書類がやっと手に入りましたとさ。
もう、タイにはまにあわないかも、、って泣きながらパスポートセンターに向かい、上記書類を提出完了。
「1週間後に受け取りに来てください」
え???受理されなかったり、揉めて時間掛かったりするんじゃ…
そして1週間後…
できた!!!!!うわ〜い!!!
ということで、後から後から必要書類を求められたり、その書類の発行に時間がかかったりするので、くれぐれもギリギリには申請しないようにしてくださいねっ!
2ヶ月前くらいには申請しましょう。
大変だけど、とっても嬉しいパスポートですよ、是非。
参考とさせていただいたブログ
ブログはじめました
こんにちは
昼は歯科医師、夜は研究者として、カーボンナノ物質の生体応用について、そしてお酒にあう料理について、日々こつこつ研究しております。
これまではこんな感じでやってきました。歯学部卒業➡研修医修了➡大学院博士課程入学➡学振特別研究員DC2➡博士(歯学)➡学振特別研究員PD➡フランス国立研究所(CNRS)留学➡帰国後、助教
(留学時代の写真)
タイトルの由来
タイトルの由来はこちら、、、
※はじめはタイトル「三兎を追う!」だったのです.
1年程前に、大学一年生の学生さんが取材に来てくれて書いてくれた記事。「臨床・研究・教育」の3つをやりたいという私の話を聞いて、考えてくれたタイトルがとっても秀逸でしたので使わせて頂きました。実際は、この3つに加えて、料理、健康などなど…追いかけたいものはまだまだある〜!このブログは、いろいろなんとか追いかけてみた記録としたいと思います。
(2017年1月追記)
と思っていたのですが,ある日,,,
北風が寒すぎて車から降りた瞬間,玄関まで小走りに駆け抜ける私の姿を見た旦那氏が描いたのがこちら。
そう,これが「がに股で全力疾走」が登場した瞬間だったのです。
ブログをはじめるきっかけ
誰かの書いたブログを読むのって面白いし役に立ちますよね。私の経験の中で見つけたことなどを、一人でもお役にたてればいいかなって思ったのがきっかけ。でもありきたりなのもな〜ということで、早速検索っと…
「研究者、ブログ」
で検索すると…
「自分は研究者に向いていない?」「私が研究者を辞めた理由」とか出てきて震え…
「女性研究者、ブログ」
で検索すると…
「妊娠」「出産」「育児」「任期付」「厳しい環境」とか出てきまくってさらに震え…
ひええええええええ〜〜〜!!!しかも◯chに「DQN研究者」とか晒されたりしてて怖いよ〜!
ということで(?)、まずは誰に読んでもらうかを決定することに…
この子とか…
この子とか、この子を…
読者層にロックオーン!(※うちの大学院生たちです)