祝!北海道大学歯学部創立50周年!
こんにちは、平田です。
先日行われた北海道大学歯学部創立50周年記念講演会と祝賀会に行ってきましたよ!
わたしも微力ながらお手伝い?
姉妹校である韓国の全北大学の先生方をご案内する係を仰せつかりました。
マニュアルが詳しくて、オーガナイザーの先生方の「盛り上げよう!ゲストの方々にも楽しんでいただこう!」という熱い想いを感じます!
記念講演会は、
石川 博之 先生(日本・福岡歯科大学学長)
アンスングン 先生(大韓民国・全北大学歯学部長)
モハメッドアーメッド 先生(バングラデシュ・サッポロデンタルカレッジ学長)
ピータースベンソン 先生(デンマーク・オーフス大学歯学部教授)
の4名の先生方にご講演いただきました。北海道大学歯学部にご縁のある先生方でいらっしゃいます。
石川先生は、北海道大学の御卒業生。アンスングン先生の全北大学とピータースベンソン先生のオーフス大学は姉妹校で、毎年学生さんたちが何名かが交換留学を行っております。モハメッドアーメッド先生はこちらの口腔外科に御留学された際にご感銘を受けたそうで、なんと母国で「サッポロデンタルカレッジ」という「サッポロ」を冠した歯学学校を開校されました!
講演会も盛況に終了し、式典へ。
われらが教授(※学部長&研究科長)
式典のあとは祝賀会です。
フレンチのコース、お腹いっぱい食べました!ワンピースぱっつぱつ!
北海道のお酒、千歳鶴で鏡割りです!法被は北海道大学歯学部オリジナル!気になる…
バトミントン部の先輩後輩コンビでいらっしゃるお二人が、息の合った絶妙な掛け合いで北海道大学歯学部のこれまでのあゆみをご説明してくださいました!
50年前まで、北海道に歯学部はありませんでした。
北海道で歯科医として診療するには、海を渡って大学に行くしかなかったのです。
北海道に歯学部を。当時の皆様のご尽力が結実し、1967年に北海道大学歯学部が創立されました。今では、御卒業生のご子息もまた北海道大学歯学部・歯学研究科をご卒業されるようになりました。
私は岐阜出身で北海道には由来はないのですが、縁あって北海道大学歯学部に2000年に入学しました。
実は、受験生のときに送ってもらった入学案内はいまでも大切に保管しています。
"Dentistry is work of love"
記念式典の際に、横山研究科長からこのお話があり、この入学案内を思い出しました。
北大の前身である札幌農学校の2期生であり、哲学者、宗教家として日本の近代思想史に大きな影響を与えた内村鑑三が、旅行の途中で歯痛に苦しんだ際に歯科医の治療を受け苦痛から解放された喜びを言葉にしたものだそうです。
他の大学の入学案内は写真などが表紙になっている中、この表紙のメッセージがとても印象深く、引き寄せられることとなりました。
いろんなご縁があり、幸いにして診療・研究・教育に邁進する日々を送っておりますが、先人たちの想いを胸に、ますます盛り上げていきたいと思いました。
デザートに創立50周年記念シンボルマークが!このシンボルマーク、0(ゼロ)の中にエンレイソウ(北海道大学の校花)が入ってて「素敵ですよね〜」って言ってたら、隣に座ってた当科のY先生が
「そのシンボルマークつくったの俺だわ。」
「!!!!」
ビックリ!なんとこのシンボルマークはうちの先生の手作りだったのです。エンレイソウ部分は手描きだそうですよ。さすが補綴家です器用!!
最後はもちろん!
都ぞ弥生!!!!!!
しかも名誉教授O先生の前口上で会場は盛り上がります!
アイン・ツヴァイ・ドラーーーーイ!
みんなで肩を組んでゆれながら歌うのが習わし。(ちょっとパノラマ撮影失敗)
実はこれ結構好きなんですよね〜私。
両隣の揺れ方が左右違うと、どっちに揺れるんだ!?ってなったりするけど。
ちなみに、都ぞ弥生は校歌じゃなくて寮歌なのね。
校歌は歌えないけど都ぞ弥生は歌える北大のみなさん。私もそのひとり…。
でも、えら〜い先生から、学生まで、自然と肩を組んで歌ってしまえるっているのが良いんですよね。そういうフラットなところがうちの大学らしいと思うのです。
実際、先生方と学生の距離は近いらしいですよ!(よく他大学の方々に言われる。)
こうして都ぞ弥生で盛大に幕を下ろして祝賀会は終了したのでした。
楽しかった!
最後に、第一保存のH氏と。
鏡割りのときにどうしても気になった、北海道大学歯学部オリジナル法被を着て、
「100周年記念にも行こう!」
と誓いあったのでした。