カーボンナノホーン研究者なら一度はやってみたい…
こんにちは。平田です。
突然ですが、あなたはカーボンナノホーンを知っていますか?
直径2~5nm(ナノメートル)、長さ40~50nmの角状の構造体が数千本集まり直径100nm程度の球形の集合体を形成。カーボンナノホーン集合体とも言われる。1998年にNECの飯島澄男特別主席研究員らによって発見された炭素材料。
(NEC HPより)
カーボンナノホーンは、カーボンナノチューブやフラーレンなど、炭素(カーボン)のみで構成されたナノサイズの構造体であるカーボンナノ物質のひとつ。
彼らとの出会いは、10年くらい前かな…
大学院での研究テーマはどんなんかな〜って思ってたら、教授に
「ほい!」
って渡されたのが彼ら。そのときはカーボンナノチューブでしたけど。
そんなカーボンナノ研究者が一度はやってみたいんじゃないでしょうか…
これ。
そう、カーボンナノホーン(分子モデル)をかぶってみたかったのだ!!!!!
先日、とある撮影が行われました…。
カメラマンK先生(理学部)。
じゃーーーん!
ある日、Costepや「いいね!Hokudai」記事でお世話になった理学部K先生より、こんな企画書を送って頂きまして…
平田恵理、まさかのカレンダー化!しかも、12ヶ月のメンバーは北大の中でも著名な先生方ばかり。え、いいんですか?私で。
きっかけとなったのはこの記事
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この中の研究者紹介を担当しているのは実は学生さん。教養の講義の一貫なのですって。面白そうですよね!私の記事には、学部1年生の学生さんが2名取材に来てくれました。長々といろいろ語ってしまったのにも関わらず、非常にわかりやすく、かつキャッチーにまとめてくださり、感激しました。
そんな学生さん達の成果がつまったカレンダー。出来上がりがとっても楽しみです!
非売品なのですが、北大図書館やSSH校(スーパーサイエンスハイスクール)に配布されるそうですよ。
ちなみに、こちらの模型は、K先生自ら組み立ててくださいました。こんなんあるんですね…
「最初、グラフェンシートにしかならなくて焦りました…」
と、おっしゃっていましたが、完璧な「頂点五員環5個」のナノホーンです!!
ありがとうございました!