実験するため,ひとっとび

さ,寒い…

 

ひえええええええ!!

 

で,,,

 

移動移動~

 

ん?

 

 

移動移動~~・・・

 

 

 

じゃん!

 

 

 

ここはどこでしょう?

 

ほいっ!

 

産業総合研究所でした.

 

今回の目的は,実験でございます!こちらにしかない装置を使用して,ひたすら観察をする2日間…

 

大変有意義でございました!

 

私たちは,カーボンナノチューブをはじめとするカーボンナノ物質を生体材料,特に骨の再生に応用するという研究を行っております.

 

なんでカーボンナノ?っていうのはさておき.なぜに歯科医で研究を続けているのかというご質問をよく受けますのでお答えしたいと思います.

 

 

 

 

それは,

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しいからです.

 

 

「この材料で将来誰かを救えるかも…」

 

 

というのは,基礎研究においては,結構時間がかかるお話.もちろん,それは目指すところではあります.

 

 

「誰も知らない新事実につながる結果を得まくって…」

 

 

そんなにバンバンとデータはでませんね.むしろ,予備実験でつまづくことのほうが多いです.何日間,時には1年近くかけても,狙い通りにはいかないこともあります.

 

 

じゃあ,なんでできるの??

 

 

って楽しいからですよ.

 

 

研究って,多くの時間は一人でひっそりやってることが多いのですが,一人ではできないことが結構あります.そんなとき,異分野の先生と共同研究したり,専門技術者の方の力をお借りしたりします.

 

 

そんなとき…ずっとしゃべってます.はい.

 

 

でもそんなおしゃべりの中で,自分では考え付かなかったような視点からのアイデアが生まれることがあったりするんですよ.

 

一人で顕微鏡など引きこもっていると,外界と遮断されますからね.それはそれで必要なときもありますし,一人になりたいときにはまさにうってつけなんですけど. 

 

ある日,共同研究者の先生と,お蕎麦を食べていると,ふと「平田さんと研究してるのも楽しい」と言ってくださいました.

まあ,とりあえず,ずっとしゃべってるからなのかもしれないですが….

 

 

医工連携とか,異分野の共同研究って発展性があるし,どんどんやっていくべきだと思う.でも,やっぱり根底にあるのって人間同士なので,「楽しいな」って思える人と一緒に仕事できた方がいい!(トークだけじゃなくてね!)

 

 

あのひとと一緒に仕事するの楽しそう!って思われる人でありたい!

 

 

トークだけじゃなくてね.まあ,チームの盛り上げ役でも何でもいいんですけど….

 

 

精進あるのみ!

 

もちろん,院生たちと研究するのも楽しいね.

 

 f:id:erieri-march:20170115174620j:image

 

楽しくやりとげるのよ~!