祝!北海道大学歯学部創立50周年!

こんにちは、平田です。  

f:id:erieri-march:20171008120537j:image

先日行われた北海道大学歯学部創立50周年記念講演会と祝賀会に行ってきましたよ!

 

 

 

わたしも微力ながらお手伝い?

f:id:erieri-march:20171008124439j:image

姉妹校である韓国の全北大学の先生方をご案内する係を仰せつかりました。

マニュアルが詳しくて、オーガナイザーの先生方の「盛り上げよう!ゲストの方々にも楽しんでいただこう!」という熱い想いを感じます!

 

 

記念講演会は、

石川 博之 先生(日本・福岡歯科大学学長)
アンスングン 先生(大韓民国・全北大学歯学部長)
モハメッドアーメッド 先生(バングラデシュ・サッポロデンタルカレッジ学長)
ピータースベンソン 先生(デンマークオーフス大学歯学部教授)

の4名の先生方にご講演いただきました。北海道大学歯学部にご縁のある先生方でいらっしゃいます。

石川先生は、北海道大学の御卒業生。アンスングン先生の全北大学とピータースベンソン先生のオーフス大学は姉妹校で、毎年学生さんたちが何名かが交換留学を行っております。モハメッドアーメッド先生はこちらの口腔外科に御留学された際にご感銘を受けたそうで、なんと母国で「サッポロデンタルカレッジ」という「サッポロ」を冠した歯学学校を開校されました!

 

 

 

講演会も盛況に終了し、式典へ。

f:id:erieri-march:20171008120634j:image

われらが教授(※学部長&研究科長)

 

 

式典のあとは祝賀会です。 

 

f:id:erieri-march:20171008120516j:image

フレンチのコース、お腹いっぱい食べました!ワンピースぱっつぱつ!

 

f:id:erieri-march:20171008124510j:image

北海道のお酒、千歳鶴で鏡割りです!法被は北海道大学歯学部オリジナル!気になる…

 

f:id:erieri-march:20171008124457j:image

バトミントン部の先輩後輩コンビでいらっしゃるお二人が、息の合った絶妙な掛け合いで北海道大学歯学部のこれまでのあゆみをご説明してくださいました!

 

 

f:id:erieri-march:20171008120422j:image

 50年前まで、北海道に歯学部はありませんでした。

北海道で歯科医として診療するには、海を渡って大学に行くしかなかったのです。

北海道に歯学部を。当時の皆様のご尽力が結実し、1967年に北海道大学歯学部が創立されました。今では、御卒業生のご子息もまた北海道大学歯学部・歯学研究科をご卒業されるようになりました。

私は岐阜出身で北海道には由来はないのですが、縁あって北海道大学歯学部に2000年に入学しました。

実は、受験生のときに送ってもらった入学案内はいまでも大切に保管しています。

f:id:erieri-march:20171010192604j:image

"Dentistry is work of love" 

記念式典の際に、横山研究科長からこのお話があり、この入学案内を思い出しました。

北大の前身である札幌農学校の2期生であり、哲学者、宗教家として日本の近代思想史に大きな影響を与えた内村鑑三が、旅行の途中で歯痛に苦しんだ際に歯科医の治療を受け苦痛から解放された喜びを言葉にしたものだそうです。

他の大学の入学案内は写真などが表紙になっている中、この表紙のメッセージがとても印象深く、引き寄せられることとなりました。

 

いろんなご縁があり、幸いにして診療・研究・教育に邁進する日々を送っておりますが、先人たちの想いを胸に、ますます盛り上げていきたいと思いました。

 

 

f:id:erieri-march:20171008120342j:image

デザートに創立50周年記念シンボルマークが!このシンボルマーク、0(ゼロ)の中にエンレイソウ北海道大学の校花)が入ってて「素敵ですよね〜」って言ってたら、隣に座ってた当科のY先生が

 

「そのシンボルマークつくったの俺だわ。」

 

 

「!!!!」

 

 

ビックリ!なんとこのシンボルマークはうちの先生の手作りだったのです。エンレイソウ部分は手描きだそうですよ。さすが補綴家です器用!!

 

 

 

 

最後はもちろん!

 

 

 

 

f:id:erieri-march:20171008120205j:image

 

 

 

都ぞ弥生!!!!!!

 

 

しかも名誉教授O先生の前口上で会場は盛り上がります!

アイン・ツヴァイ・ドラーーーーイ!

 

 

みんなで肩を組んでゆれながら歌うのが習わし。(ちょっとパノラマ撮影失敗)

f:id:erieri-march:20171008120147j:image

実はこれ結構好きなんですよね〜私。

両隣の揺れ方が左右違うと、どっちに揺れるんだ!?ってなったりするけど。

 

 

ちなみに、都ぞ弥生は校歌じゃなくて寮歌なのね。

校歌は歌えないけど都ぞ弥生は歌える北大のみなさん。私もそのひとり…。

でも、えら〜い先生から、学生まで、自然と肩を組んで歌ってしまえるっているのが良いんですよね。そういうフラットなところがうちの大学らしいと思うのです。

実際、先生方と学生の距離は近いらしいですよ!(よく他大学の方々に言われる。)

 

 

 

こうして都ぞ弥生で盛大に幕を下ろして祝賀会は終了したのでした。

 

 

楽しかった!

 

f:id:erieri-march:20171008124701j:image

最後に、第一保存のH氏と。

鏡割りのときにどうしても気になった、北海道大学歯学部オリジナル法被を着て、

 

「100周年記念にも行こう!」

 

 

と誓いあったのでした。

 

インプラント学会で院生SちゃんYちゃん発表するの巻

こんにちは!平田です.

 

ということで,前回の予告どおり…

 

 

 

 

 

 

 

 

行ってきました~!

 

 

 

 

 

 


f:id:erieri-march:20170924162828j:image

朝,スーツのスカートぱっつんぱっつんで早くもピンチ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう,今回はここで,チーム平田よりSちゃんが口頭発表,Yちゃんがポスター発表したのですよ.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スカートがはちきれそうになりながら,なんとか会場にたどりつく私.

f:id:erieri-march:20170924162845j:image

チーム平田オリジナルフォーマットです.緑は北大カラー.論文未発表データのためお見せできないのですが…目立つけど見やすいフォントサイズや配置など随所にこだわっております.

 

 

 Yちゃんは,ポスターの前でプレゼン&質疑応答.

 座長の先生:「この作用はどうして起きたか,考えられることはありますか?」

先生をしている人のイラスト(棒人間)

 

 

 

Yちゃん:「それは~~~~~~と考えています」

f:id:erieri-march:20171002173717j:plain

というドヤ顔を見守ったあと…

 

 

 

 

 

引き続きSちゃんの口頭発表へ…

 

 

 

 

 

が,写真撮影禁止!(※撮影音や光が発表の妨げとなるし,データの盗用のおそれがあるため.)

 

 

 

 

てことで,イメージ図…

 

f:id:erieri-march:20171002172725p:plain

※画面ははめこみ合成です.Sちゃんアイコン作ってみた...

 

 

 

 

こちらは,座長は私の大学の先輩であるK先生!

最後に「この部分はおもしろいところなので,是非頑張ってください.」と励ましてくださいました.ありがとうございます.

 

 

 

 

 

 

 

 二人とも発表が終わったので,しばし企業展示を探検…

 

 

 

 

pepper君を発見.

f:id:erieri-march:20170924162933j:image

年齢を当てるそうな.手をにぎってしばし待つ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:erieri-march:20170924163000j:image

 17歳!

 

 

 

 

 

 

 

お姉さんのSちゃんは,

f:id:erieri-march:20170924163035j:image

 22歳.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん私もやってみた.

f:id:erieri-march:20170924163251j:image

 

 

 

 

 

 

f:id:erieri-march:20170924163336j:image

24歳~~~ いえい

 

 

 

 

 

そんなこんなで,学会を満喫したのですが,,,,

 

 

 

 f:id:erieri-march:20171006183322j:image

 

 

 

なんと!

f:id:erieri-march:20170924190057j:image

 

 

 

Yちゃんが(名前でとるけど),数ある興味深いポスター発表の中から,

デンツプライシロナ賞に選ばれた!!!!

 

 

 

 

うひょ~!

 

 

 

 実は…

f:id:erieri-march:20171002180917p:plain

一昨年度のインプラント学会でSちゃんも同じ賞を受賞していたのだ!

そんなわけで,ポスター賞は,自分では2回,院生は2名頂いてます.ちょっとしたポイントがあるんですよね.いつかブログにしたいと思います.ご相談はお気軽にどうぞ~!

 

 

 

 

こうして,勢い付いたチームのさらなる活性化を図るため,新人K君にも指令をば~~~~!と,学会帰りに勢い良く院生室の扉を開ける平田なのであった….

 

 

 

 

この続きは,こちらのブログで

いざ抄読会!論文を読・・・んだぞ!? | 俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

 

 

 

 

 

カーボンナノバイオシンポジウムで院生Yちゃん発表するの巻

こんにちは,平田です.

 

 京都大学で開催された,フラーレンナノチューブグラフェン総合シンポジウムのサテライトシンポジウムである「カーボンナノバイオシンポジウム」で院生Yちゃんが発表しました~!

 

てことで,メンター平田も京都へゴー!

 

前日は川床へレッツラゴー!

 

あいにくの天気で,始めは川床に出ることができなかったけど,なんとか味わうことに成功!

 f:id:erieri-march:20170921123726j:image

初めての口頭発表とは思えないこの余裕の笑顔….ま,誘ったのはわたしだけども.

 

 

 

 

そして翌日…

 

 

 

 

関西地方は大雨に見舞われ,私たちが利用したJR奈良線も遅延となるほど.

 

 

 

 

そんな雨の中…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 f:id:erieri-march:20170921123755j:image

ジャケットで走る院生Yちゃんと新院生K君 発見!

 

 

 

 

「いやあ,雨やむかなって思って,あと,黄檗駅(会場である京都大学宇治キャンパスの駅)で買おうかと思ってたんすよね~」(→黄檗駅,売店なかった)

と述べる二人.大物感が漂います….

 

 

 

 

 

 

しつこいようですが,初めての口頭発表の会場にずぶぬれスーツで到着する院生Yちゃん…

会場でも余裕の笑顔!笑

 

 

 

 

 そして発表はというと…

 

 

 f:id:erieri-march:20170922144205j:image

 

 

f:id:erieri-march:20170915204100p:plain

すっかりこなれた様子で,座長の京都大学の先生に受け答えするYちゃん

 

 

 

 

 IMG_0926.JPG

を,撮影する私.

 

 

いやあ,質問タイムで答えに困ったら,お助けメンターしようと思ってたんですが.

 

 

一切必要なかったですわ…私.

 

 

 f:id:erieri-march:20170921123834j:image

今回発表した,「カーボンナノバイオシンポジウム」はフラーレンナノチューブグラフェン総合シンポジウムのサテライトシンポジウム.

フラーレンカーボンナノチューブグラフェンなどのナノ炭素材料に関する学会の,バイオ応用を目指した研究会なのです.

参加者は物理学者,化学者が多いですね.

 

 

そして,参加者のなかで歯科医師は私たちだけ!

 

 

「なんで?」って思われることが多いです.

 

 

逆に,歯科の学会で,ナノカーボンを使って発表してると

 

 

「何?」って思われることも多いです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこが良い!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

歯科の学会だけでなく,ナノカーボン材料の学会だけでなく,両方参加することで,自分たちのやっていることが見えてくるんです.

 

 

 

 

 

 

 

 

って,ずっと前から教授がおっしゃっていて,とても感銘を受けたんです,私.

教授が,15年程前にナノカーボン材料を扱った研究を発表したとき,補綴学会(私たちが参加するメインの歯科関連学会)でも,フラーレンナノチューブ学会でもほとんど注目されなかったと.でも,今では,少しずつ,わたしたちの研究に関心をもってもらえてきています.学内外の研究者の皆様と共同研究できるようにもなりました.

それは,こうして,いろんな角度から研究をみてきたからなのですね.

 

 

 

 

てことで,懇親会で研究者の皆様と親睦を深めたよ!

f:id:erieri-march:20170921124445j:image

 

 

 

 

 

 

f:id:erieri-march:20170921124503j:image 

そして,懇親会の2次会が終わる頃には,すっかり雨もあがり…

 

 

「われわれの勝ちだあ!」

 

 

と,傘を最後まで買わなかった院生達は,はしゃいでいたのでした.

 

 

 

 

 

 

 

いや,勝ってないと思うよ….

 

 

 次回予告

インプラント学会で院生SちゃんYちゃん発表するの巻

 

 

【おまけ】

今回さりげなく登場してるK君は,新人大学院生.今回なぜか(!?)一緒に参加.

そんなK君によるリポートはこちら

「学会で京都」とか大学院生っぽい! その2 | 俺はタクランケ!(歯学院生の日常)

 

 

 

 

【北大】学外でも論文検索する方法

こんにちは,平田です.

更新が滞っておりますが,今日は久々にお役立ち情報です.

大部分が北大関係者向けなので申し訳ないのですが,私が出張先などで「便利だけど,知らない人もいるんじゃ??」って思ったことを覚書しつつ大学院生とシェア!

学外にいるときに,論文を調べたいけど,学内じゃないとDLできない~って思っている大学院生のみなさん.今日はその方法をお伝えしますよ.どんどん使っていきまホイ!

 

まずは

1. リモートアクセスサービスにアクセス!

 

大学院生ならELMS-ID,教職員ならSSO-IDとパスワードでログインして,Web of Scienceなどの主要なデータベースに学外どこからでもアクセス可能,学内で購読可能なジャーナルの論文も読むことができるんですよ.

 

リモートアクセスの使用方法について詳しくはこちら↓

リモートアクセスヘルプ | Hokkaido University Library

 

さらに、以下のように設定しておけばいつでも使えて便利.わたしはリモートアクセスサービスは知ってたんですけど、この方法は最近知った…(*´Д`*)アワワ

よく利用する電子ジャーナル、電子ブック、データベースへのアクセス方法Tips

ほとんどのコンテンツやデータベースは下記の方法でログイン後すぐにアクセスできます。使うものが決まっており、頻繁に利用する場合はぜひお試しください。

  1. リモートアクセスにログインする。
  2. 北海道大学蔵書目録やデータベースページ等をたどり、目的のコンテンツやデータベースを表示する。
  3. URLに「ezoris.lib.hokudai」という文字列が含まれていることを確認する。
  4. URLをブラウザに保存する。
  5. 後日、リモートアクセスにログインしていない状態で、保存したURLを開くとまずはログイン画面が表示される。ログインすると保存したページがすぐに利用できる。
  6. 公共のPCで利用の場合、使用後はブラウザのウインドウを閉じること。

 

 

2. 出張先の大学などでeduroam を使用する

 

学会や打ち合わせなどで,大学などの研究施設に行くとwifi候補の中にeduroamっていうのを見かけることがありますよね.

eduroamとは

大学などの高等教育機関や研究機関において、キャンパス・研究所の無線LAN環境の相互提供・利用を行うもの (wikipediaより)

www.eduroam.jp

 

これもELMS-IDやSSO-IDでログインできます.

2つだけ,注意点.

 

1. 認証時に必要な中間CA証明書がスマートフォンや端末にインストールされている必要がある.

2. IDには,ELMS-IDまたはSSO-IDの後ろに「@hokudai.ac.jp」を付加する.

 

1.については以下ご参考にしてDLしておくとよいかとおもいます.

https://www.hines.hokudai.ac.jp/wlan/

 

eduroam は海外の大学でも利用できることが多いので便利ですよん!論文を検索するときは上記リモートアクセスを使用してくださいね.

 

 以上,是非活用してみて下さい🎵

 

今日のオマケ写真は夏休みに巡った北海道の絶景⭐️

 

f:id:erieri-march:20170913200959j:plain

利尻島

 

f:id:erieri-march:20170913201007j:plain

宗谷岬

 

f:id:erieri-march:20170913201020j:plain

雨竜町

 

f:id:erieri-march:20170913201028j:plain

青い池


 

f:id:erieri-march:20170913201030j:plain

白髭の滝

 

 

f:id:erieri-march:20170913201036j:plain

美瑛

 

 

ではでは! 

 

ナノホーンを愛し〜!

こんにちは!平田です!気がつけば8月…

 

1ヶ月更新できてませんでした。。。。ごく一部の読者の皆様すみません。。。

 おヒゲのボス達(日本&イタリア人)から軽い感じでご依頼された総説(カーボンナノ物質と骨について)やら、査読(論文の審査)などなど、あれやらこれやらの執筆活動が、積もっておりました。しばらく文字を打つのに腕がイテテテ…。

 

 生物工学会の特集記事(カーボンナノ物質とバイオについて)のご依頼もいただきアセアセ書く私。その横でフラーレン担当の旦那は、締め切りより早々に完成し勇者へと…

 

 

熊本から永田省藏先生をお招きした、同門会の講演会も大盛況で終了!私の後輩Aちゃんのご縁で今回お招きする機会を得ることができました。本音で語る熱い補綴トークに脳みそ刺激されまくりました!

 

 

 

 

そして研究も盛り上がってきましたよ〜!

 

 

 

 

なぜなら、院生SちゃんYちゃんが9月のインプラント学会で発表なのです!!

 

www.tohoku-kyoritz.jp

 

 

そんなわけで院生Sちゃん絶賛実験中!!

私「うむ、このデータはあーでこーで…」

Sちゃん「なるほど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yちゃん「zzzzzzzz」

 

 

 

 

 

 

 

な〜んてね!

こんな感じの愉快なメンバーでお届けしております!

 

 

 

 

 

 

※実際はYちゃんも、もりもり実験しています。

 

院生Yちゃんの実験メモより。メモを指示したのは…私!?

 

 

 

 

私も絶賛実験中!!

 

院生ちゃんたちの実験が、なんだか面白そうな結果がでそうでワクワクしている平田なのでした。

 

そして、朗報!

遂に!当教室を第一希望とする6年生さんたちが来てくれたのです!嬉し!

このブログを始めたきっかけの一つが、医局の日常の一コマをお見せして、少しでも親しみを持ってもらえたら…。と思っておりました。

何せ小難しい(?)学問である補綴っての加えて、研究っていうのも謎めいていますよね。それを少しずつ披露していくというブログなのです。

 

いつもゆかいな写真を、快く撮らせてくれる大学院生の皆さん

ありがとう!!!

 

 

どんなお仕事♬こんなお仕事♫

こんにちは〜平田ですっ。

 

普段どんな仕事してるぅのーっていうご質問いただきました。

診療、教育、研究の3つなんですけど、時間でわけるとこんな感じ??ですね。

f:id:erieri-march:20170616204010p:plain

研究の時間すっくな!!!と研究者の皆様からお叱りを受けそうですが…

 

おやつの時間は外せないっす!!!

f:id:erieri-march:20170630165027j:image

グングン血糖値をあげときます。

 

そんなお仕事の一部をご紹介。

 

〜臨床編〜

日中は外来での診療をします。診療の合間や終了後には、カルテを書いたり、治療計画を検討したり、技工士さんや他科の先生と打ち合わせしたりします。

f:id:erieri-march:20170630160808j:image

きりっ!

 

f:id:erieri-march:20170629214406j:image

特別出演、うちの科ではないけど…研修医くん。今日は新患当番でした。

 

 

〜教育編〜

院生さんの指導?といっても一緒に研究してる感じなので…。教育となると実習かな。学部の学生さんは二年生の基本実習の一部、四年生の臨床技術実習を通年、五年生のポリクリと六年生の外来実習を時々やらせていただいております。

 

ちなみに実習室は昔のままです。卒業生の皆様の哀愁をかきたてます…

f:id:erieri-march:20170629221209j:image

流蝋槽も変わらず!

 

f:id:erieri-march:20170630181710j:image

レンジでチンして重合します。これは新しい!

 f:id:erieri-march:20170630182850j:image

和気あいあいと実習準備中〜

 

うちは一学年が60名程度なので、四年生の実習が終わる頃には大体の学生さんが判別できます。しかし、名前を覚えるのが致命的に苦手なので…

名札は見える位置につけてほしい!先生からのお知らせでした。

 

〜研究編〜

 診療と実習の後は研究…

っと、続きは次回!

 

入れ歯と研修医

 こんにちは平田です.ご無沙汰しておりました~!

 

先日「せんせい,あるきかたですぐわかりますね!」と,後ろから来た学生さんに声をかけられましたが

 

それいわれたの,何回目かな…

自動代替テキストはありません。

「直す気はないのか」というご質問を,ちょくちょく受けるのですが,一応バレエをやっています.一応….

 

 

そんな感じで,相変らずがに股で疾走しておりましたら,もう6月終わりかけじゃないですか!もうすぐ歯科医師臨床研修マッチングがはじまるっていうじゃないですか!

 

歯科医師臨床研修マッチングプログラムとは

歯科医師免許を得て歯科医師臨床研修を受けようとする者と、歯学若しくは医学を履修する課程を置く大学に附属する病院又は厚生労働大臣の指定する病院若しくは診療所の研修プログラムとを、研修希望者および研修施設の希望を踏まえて、一定のアルゴリズムに従って、コンピュータにより組合せを決定するシステムです。

歯科医師臨床研修マッチングプログラム

 

歯科医師になるためには,国家試験に合格したあと,研修医として研修プログラムを修了する必要があるのです.

 

もちろん大学病院は研修先のひとつ.その中では研修先の講座を決める必要があります.

 

各診療科の紹介はこちら↓

北海道大学病院 臨床研修センター

 

私は義歯補綴科に所属しております.(大学では口腔機能補綴学教室)

当外来は、部分的にあるいは全ての歯を欠損した患者さんに対して、部分入れ歯や総入れ歯による治療を中心に行っております。

ひとことで入れ歯といっても,ただ歯が無いところに入ればいいわけではありません.機能的な回復,審美的な回復,そして大切なのは

 

これ以上,歯を失わない,機能を低下させないこと.

 

つまり…

 

二度と同じような経過をたどらせないためにはどうすればよいのか.

 

それを十分に考慮した入れ歯であるべきだと思っています.総入れ歯にしても同じです.機能を回復した上で,その状態を維持できるような入れ歯をつくるように尽力します.もちろん定期的な検診や調整が必ず必要となります.

それには予後を含めた診断が,一番重要になります.これが私たちの専攻の特徴とも言えるかと思います.

 

ちなみに先日,症例検討会でわたしの症例を発表させていただきましたが,数多くのアドバイスをいただきました.まだまだ検討するべき要素がたくさんあり,これからも勉強していきたいです.こうして知識や技術が増えて,患者さんに提供できることが増えるのは,とても楽しいのです!

 

 

 

さて,研修医時代の平田ですが…

 

そりゃもう,泣いてましたね.大学院生んときも泣いてたけど.

 

忘れられない泣いた思い出としては,

 

失敗が続いていて,患者さんからも叱られたりしていたとき.自分の不甲斐なさにくやしくて落ち込んでいました.

そんなとき,ある先生が(おそらく何の気なしに)無歯顎模型(歯のない患者さんの口腔内の模型)を見せながら,「お前,このケースはどう思う?」と聞かれた瞬間,

 

号泣…

 

 なぜかはわからなかったのですが,落ち込んでる場合じゃない,頑張らなくては,という背中をバシッとたたかれた気持ちがしたのです.

 

もちろんその先生は,大変驚かれていらっしゃいましたが….

驚かせて申し訳ありませんでしたが,ありがとうございました.

 

今,ふともう一つ思い出したのですが,

 

大学院時代にその先生に,とある懇親会にてお会いした際に,

 

「お前は研究者なのか?臨床家なのか?」

 

と,かなり強い口調で尋ねられたことがありました.

 

そのときは,自分の中でも「どっちなんやろ?私?」という迷いがあり,自信を持って答えることが出来ませんでした.

 

しかし,今なら答えることができます.

 

両方です!!!

どっちか選ぶ必要はありませんものね.どちらが好きかという質問でも,同じく答えますよ.

 

先生は現在ご退官されていますが,定期的な勉強会を開催してくださり,私も参加して勉強させていただいております.

 

 

というわけで,今回は,義歯補綴科についてと私の研修医時代についてお話してまいりましたが,

 

北海道大学病院・義歯補綴科」にポチっとする興味は沸いたでしょうか…(小声).

 

次回は,学生さんからのリクエスト(というより「ブログに一体何を書けばいいんだ!!!!?」という私の質問に真摯に答えてくれた…)

 

「先生はいつもどんなお仕事してんの?」です!

 

乞うご期待…いや,期待するほどでもないか…